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募集実務

【主催者向け】出店者の選び方|先着順と抽選、それぞれの向き不向き

開催を重ねて人気が出てくると、「申込が多すぎて区画が足りない」という嬉しい悩みが出てきます。そのとき、どうやって出店者を決めるかは、出店者の満足にも、会場の雰囲気にも関わります。先着順・抽選・審査の考え方を整理します。

先着順:分かりやすく、手間が少ない

申込の早い順に出店を決める方法です。いちばん分かりやすく、主催者の手間も少なくて済みます。申し込んだ時点で出店が決まるので、出店者も予定を立てやすくなります。

一方で、受付開始の直後に申込が集中し、すぐに満席になることがあります。受付の時刻に申し込めない人には不公平に感じられることもあります。

受付の開始日時を事前に告知し、フォームなど申込の時刻が記録される方法で受け付けると、公平に進められます。

抽選:申込の集中を避けられる

一定の期間に申込を受け付け、締め切ってから抽選で決める方法です。受付開始の直後に申込が集中することがなく、誰にでも同じ確率でチャンスがあります。

抽選の結果を知らせるまで、出店者は予定が決まりません。結果の連絡日をあらかじめ伝え、その日までに必ず連絡しましょう。

抽選の方法(くじ引き、表計算ソフトの乱数など)を説明できるようにしておくと、不公平だと言われたときに説明できます。

審査:会場の雰囲気をつくれる

ハンドメイドやクラフトのマーケットなど、会場の雰囲気を大切にしたい場合は、出品する物の写真や説明を見て選ぶ方法もあります。品物の重なりを避け、バランスのよい会場をつくれます。

ただし、審査の基準があいまいだと、落選した人に納得してもらいにくくなります。どんな出店者を求めているかを、募集の段階で具体的に書いておきましょう。

  • 決め方(先着・抽選・審査)を募集に書いた
  • 受付期間と結果の連絡日を決めた
  • 落選した人への連絡方法を決めた
  • キャンセルが出たときの繰り上げの方法

落選した人への連絡と、キャンセル待ち

落選した人にも、必ず結果を知らせます。連絡がないと、出店できるのかどうか分からず、ほかのフリマへの申込もできません。

キャンセルが出たときに繰り上げで出店してもらえるよう、キャンセル待ちの順番を決めておくと、空き区画を減らせます。

次回の案内を添えて、「またお申込みください」と伝えると、次の出店につながります。

よくある質問

Q. 常連を優先するのは不公平ですか。A. 常連の先行受付は多くの主催者が取り入れています。ただし、新しい出店者が入れる枠も残しておくと、会場に新鮮さが保てます。

Q. 1人で何区画も申し込む人がいます。A. 1人(1世帯)あたりの申込数の上限を決めておきましょう。

Q. 抽選に外れた人から苦情が来ました。A. 決め方を事前に示していれば、その説明で納得してもらいやすくなります。丁寧に説明し、次回の案内を伝えましょう。

会場ごとにルールは異なります。申込前と開催前に、主催者が公開する最新の募集要項をご確認ください。