募集実務
【主催者向け】出店者にまた来てもらうために|リピーターを増やす運営の工夫
定期開催のフリマを続けていると、いつも出てくれる常連の出店者が、会場を支える存在になっていきます。常連が多い会場は、品ぞろえが安定し、来場者もまた来てくれます。出店者に「また出よう」と思ってもらうための運営の工夫を整理します。
出店者が「また出たい」と思う理由
出店者がいちばん気にするのは、来場者が多く、品物が売れたかどうかです。集客に力を入れることは、出店者を守ることでもあります。
そのほかにも、受付や搬入がスムーズだった、スタッフが親切だった、トイレや駐車場が使いやすかった、隣の出店者と楽しく過ごせた、といった体験が、次回の出店につながります。
反対に、受付で長く待たされた、ルールが当日になって変わった、困ったときにスタッフが見つからなかった、という体験は、次から来てもらえない理由になります。
終了後にひと言お礼を送る
開催の翌日くらいに、出店者へお礼の連絡を送ると、印象がぐっとよくなります。来場者数の目安、当日の写真、次回の開催日を添えると、次の出店を考えるきっかけになります。
簡単なアンケート(売上の手応え、よかった点、困った点)をお願いするのも効果的です。出店者の声をもとに運営を改善すると、そのことがまた次の満足につながります。
次回の案内は早めに
出店者の多くは、いくつかのフリマを掛け持ちしています。次回の日程が早く分かれば、ほかの予定より先に入れてもらえます。年間の開催予定を早めに出している主催者もあります。
前回の出店者に、一般の募集より先に案内する先行受付を設けるのも、よくある工夫です。常連にとってはうれしく、主催者にとっても募集の見通しが立ちやすくなります。
- 開催翌日にお礼と次回日程を送る
- アンケートで出店者の声を集める
- 年間の開催予定を早めに出す
- 前回の出店者に先行受付を案内する
常連と新規のバランス
常連ばかりになると、品ぞろえが固定され、来場者にとって新鮮さがなくなります。新しい出店者が入れる枠を残しておきましょう。
初めての出店者には、受付で会場のルールを丁寧に説明する、隣に慣れた出店者を配置する、などの配慮をすると、安心して出店でき、次回にもつながります。
ルールを守らない出店者を放っておくと、まじめな出店者が離れていきます。注意すべきことは注意し、繰り返す場合は出店を断ることも、ほかの出店者を守るために必要です。
よくある質問
Q. 常連の出店者に割引をしてもいいですか。A. 主催者の判断で自由に決められます。ただし、新規の出店者との差が大きすぎると不公平感が出るので、先行受付や区画の希望を優先する形にする主催者も多くあります。
Q. 雨で中止したとき、出店者が離れないか心配です。A. 中止の判断を早めに知らせ、返金や振替のルールを事前に示しておくと、納得してもらいやすくなります。
Q. 出店者への連絡はどの手段がよいですか。A. メールやLINEが一般的です。当日の連絡はすぐに届く手段を決めておき、申込時に伝えておきましょう。
会場ごとにルールは異なります。申込前と開催前に、主催者が公開する最新の募集要項をご確認ください。