出店ルール
フリマ出店で気をつけたい法律とルール|売ってはいけない物
フリマは、家庭の不用品を気軽に売り買いできる場です。ただ、法律で販売が禁止されている物や、許可がないと販売できない物を出品すると、知らなかったでは済まないこともあります。主催者の規約とあわせて、出店前に主な注意点を確かめておきましょう。
まず確認したいのは、主催者の禁止品目
多くのフリマでは、募集要項に「出品できない物」が書かれています。食品、生き物、危険物、偽ブランド品、成人向けの物などが代表的です。法律で禁止されていなくても、会場の施設との約束や、来場者の安全のために、主催者が独自に禁止している物もあります。
禁止品目に当てはまるか迷う物は、申込前か開催前に主催者に確認します。当日に会場で指摘されると、その商品を片付けなければならず、区画の見た目も崩れてしまいます。
法律で販売が禁止・制限されている主な物
偽ブランド品や海賊版のDVD・ゲームなど、権利を侵害している商品は、販売すると法律違反になります。本物かどうか分からないブランド品は、出品を控えるのが安全です。
医薬品は、許可を受けた事業者でなければ販売できません。家に残っている市販薬や、病院でもらった薬も、フリマで売ることはできません。コンタクトレンズなど、医療機器にあたる物にも販売の決まりがあります。
食品は、手作りの物はもちろん、未開封の市販品でも、保存や表示の決まりがあるため、多くのフリマで出品が禁止されています。お酒の販売には免許が必要です。刃物や、エアガンのように扱いに決まりのある物、生き物も、出品できない、または許可が必要な物にあたります。
- 偽ブランド品・海賊版の可能性がある物はない
- 医薬品・コンタクトレンズなどを出していない
- 食品・お酒を出していない(会場の許可がある場合を除く)
- 刃物・危険物・生き物を出していない
「仕入れて売る」と「不用品を売る」は違う
自分や家族が使っていた物を売るのは、家庭の不用品の処分です。一方で、売るために中古品を買ってきて、それを繰り返し売る場合は、古物の売買を仕事として行うことにあたり、公安委員会の許可(古物商許可)が必要になることがあります。
フリマを利用して、新品の商品を大量に仕入れて販売するような出店は、多くの会場で禁止されているか、「プロ出店」として別の料金や区画が設けられています。自分の出店がどちらにあたるのかを、募集要項で確認します。
コンサートやスポーツのチケットのうち、一定の条件を満たすものは、主催者の同意なく定価を超えて転売することが法律で禁止されています。チケットの出品は控えるのが無難です。
電気製品や子ども用品は「安全」に気をつける
古い家電製品は、発火や感電の原因になることがあります。電源コードの傷や、焦げたようなにおいがないかを確かめ、動作に不安がある物は出品しません。リコールの対象になっている製品は、販売できない場合があるため、メーカーの案内を確認します。
ベビーベッドやチャイルドシートなど、子どもの安全に関わる製品も同じです。部品の欠けや破損がないか、リコールの対象になっていないかを確かめ、不安があれば出品を見送ります。
充電式の電池を使った製品は、膨らみや傷があると危険です。会場で持ち運ぶ際も、強い衝撃を与えないように扱います。
個人情報とトラブル防止
本やアルバム、手帳、古いスマホやパソコンを出品するときは、名前や住所、写真などの個人情報が残っていないかを確かめます。電子機器は、初期化をしてからでないと、データが残っている場合があります。
売り買いでのトラブルを防ぐには、商品の状態を正直に伝えることが大切です。動作しない物、傷がある物は、値札に「ジャンク」「傷あり」と書いておきます。説明と違う物を売ると、あとで返品や苦情につながります。
継続的に出店して利益が出るようになった場合は、税金の申告が必要になることもあります。売上と経費を記録しておくと、必要になったときに慌てずに済みます。
よくある質問
Q. 家にある未開封のお菓子や調味料を売ってもよいですか。A. 未開封の市販品でも、保存や表示の決まりがあるため、多くのフリマで食品の出品は禁止されています。会場が許可していない限り、食品は出品しないのが安全です。
Q. ブランド品を売るときに気をつけることはありますか。A. 本物であることに自信がない物は、出品を控えます。偽ブランド品を販売すると、知らなかったとしてもトラブルの原因になります。購入したときのレシートや保証書が残っていれば、一緒に用意しておくと安心です。
Q. リサイクルショップで買った物を、フリマで売ってもよいですか。A. 自分で使っていた物を手放すのであれば、家庭の不用品の処分にあたります。一方で、売るために買ってきて繰り返し販売する場合は、古物商の許可が必要になることがあります。会場の「プロ出店」の扱いも確認します。
Q. 禁止品目かどうか迷う物は、どうすればよいですか。A. 当日に会場で指摘されないよう、申込前か開催前に主催者に確認します。法律に関わる物で判断がつかない場合は、出品を見送るのがいちばん安全です。
会場ごとにルールは異なります。申込前と開催前に、主催者が公開する最新の募集要項をご確認ください。