出店ルール
電化製品やモバイルバッテリーをフリマで売るとき|動作確認とリコールの確かめ方
使わなくなったドライヤーや扇風機、ゲーム機、充電器。フリマでは電化製品もよく売れますが、トラブルが多い品物でもあります。買った人が困らないように、そして事故につながらないように、出品前に確かめておきたいことを整理します。
まず動作確認:電源が入るか、きちんと動くか
出品する電化製品は、前日までに一度電源を入れて、ふつうに動くかを確かめます。ボタンや切り替えがすべて効くか、異音や焦げたようなにおいがしないか、電源コードに傷や折れがないかも見ておきます。
付属品がそろっているかも大切です。リモコン、充電器、ケーブル、説明書など、どれか一つ欠けているだけで使えない製品もあります。足りない物があれば、値札に書いておきます。
主催者の中には、電化製品の返品や交換を求められるトラブルが多いことを注意しているところもあります。動作を確かめた上で売ることが、いちばんのトラブル防止になります。
- 電源が入り、すべての機能が動くことを確認した
- 異音・焦げたにおい・コードの傷がない
- リモコン・充電器・ケーブルなどの付属品がそろっている
- 足りない物や気になる点を値札に書いた
リコール対象品は売らない
電化製品の中には、発火やけがのおそれがあるとして、メーカーが回収や交換をしている物があります。こうしたリコール対象品を売ると、買った人を危険にさらすことになります。
調べ方は簡単です。消費者庁の「リコール情報サイト」で、製品名やメーカー名、型番を入れて検索します。製品の裏や底に書かれた型番を控えておき、出品前に確認しましょう。メーカーのホームページの「重要なお知らせ」にも載っています。
リコール対象だと分かったら、出品せずにメーカーの案内に従って回収や交換を申し込みます。無料で交換や返金をしてくれることも多いです。
モバイルバッテリーなど、電池を使った物はとくに注意
リチウムイオン電池を使った製品(モバイルバッテリー、ワイヤレスイヤホン、電動工具の電池など)は、発火事故が問題になっています。消費者庁も、リチウムイオン電池を使った製品の発火事故に注意するよう呼びかけています。
電池が膨らんでいる、傷やへこみがある、熱を持ちやすい、といった物は、出品しないでください。持ち運ぶときも、強い衝撃を与えたり、高温の車内に長時間置いたりしないようにします。
こうした製品は、会場によっては出品を断られることもあります。迷う場合は出品を見送り、自治体の回収や家電量販店の回収ボックスなどで正しく処分しましょう。
値札の書き方と、売るときのひと言
動作を確かめた物は「動作確認済み」、確かめていない物や一部動かない物は「動作未確認」「ジャンク品」と、はっきり書きます。状態を正直に伝えておけば、あとで「聞いていない」というトラブルになりにくくなります。
売るときは、「家で確認したときは動きました」「この部分にキズがあります」とひと言添えます。高額な物や大きな家電なら、買った人に名前と連絡先を伝えておくと安心です。主催者もそう勧めている例があります。
フリマの売り買いは、売り手と買い手の直接の取引です。主催者は返品や返金に関わらないのが一般的なので、売る側が誠実に説明することが大切です。
よくある質問
Q. 古いパソコンやスマホを売ってもいいですか。A. 必ず初期化して、写真や連絡先などの個人データを消してから出品します。携帯電話は契約が関わるため、出品を禁止している主催者もあります。
Q. 電池が入ったおもちゃはどうすればいいですか。A. 電池を入れて動作を確かめてから、電池は抜いて売るのが安全です。液もれした電池が入ったままにならないよう、電池ボックスも確認しましょう。
Q. 動かないけれど部品取りに使える物は売れますか。A. 「ジャンク品・動作しません」と明記し、安い値段で売るなら、出品を認めている会場もあります。会場のルールを確かめてください。
参考にした公的な情報
会場ごとにルールは異なります。申込前と開催前に、主催者が公開する最新の募集要項をご確認ください。