フリマの窓口

売り場づくり

フリマの盗難・万引き・トラブル対策|出店者が自分でできる備え

人が大勢集まるフリマは楽しい場所ですが、その分、盗難やトラブルも起こりえます。多くの主催者は「会場内の事故・トラブルは自己責任」と募集要項に書いています。自分の売上と商品を守るために、出店前に準備しておきたい対策を紹介します。

売上金と貴重品は「身につける」

いちばん多いのが、ブースに置いた財布やバッグの置き引きです。接客や片付けに気を取られている間に、足元の箱やかばんから持ち去られてしまいます。

売上金と財布、スマホ、車の鍵は、ウエストポーチや首から下げる小さなバッグに入れて、常に身につけておきます。釣り銭用のお金と、売上を入れるお金を分けておくと、売上の大部分を持ち歩かずに済み、被害を小さくできます。

車出店の場合は、車の中にも注意が必要です。荷物を出し入れするときに鍵を開けたままにしない、貴重品を座席に置いたままにしない、を心がけます。

  • 売上金・財布・スマホ・鍵はポーチで身につける
  • 釣り銭と売上を分けて管理する
  • 車の鍵を開けたままにしない

万引きされにくい売り場にする

小さくて値段の高い物(アクセサリー、ゲームソフト、ブランドの小物など)は、ブースの奥や、自分の手が届く手前のテーブルにまとめて置きます。通路側の端に置くと、目が届きにくくなります。

一人で出店すると、接客中に別のお客さんを見ていられません。家族や友人と2人以上で出店し、1人が接客、1人が売り場を見る、という分担ができると安心です。トイレや休憩で離れるときも、ブースを空にせずに済みます。

混雑する開始直後や、片付けを始める終了間際は、とくに目が行き届きにくくなります。この時間帯は、高額な物を一時的にしまうのも一つの方法です。

電化製品は「動作確認」と「連絡先」でトラブルを防ぐ

売ったあとのトラブルで多いのが、電化製品です。家に帰って使おうとしたら動かなかった、部品が足りなかった、と言われるケースです。主催者の中にも、電化製品の返品・返金のトラブルが多いことを注意している例があります。

電化製品を売るときは、事前に電源が入るか、きちんと動くかを確かめ、付属品や部品がそろっているかを確認します。動作しない物は「ジャンク品」「動作未確認」とはっきり書いて、安い値段で売ります。

高額な物や電化製品は、買った人に自分の名前と連絡先を伝えておくよう勧めている主催者もあります。フリマの売り買いは、売り手と買い手が直接行うもので、主催者は返品や返金に関わらないのが一般的だからです。

撮影・のぞきなどの迷惑行為にも注意

夏場など薄着になる時期は、盗撮やのぞきの被害が報告されている会場もあります。しゃがんで商品を並べるときの姿勢や、服装にも気を配りましょう。

会場での写真や動画の撮影を禁止している主催者もあります。ほかの出店者や来場者が写り込むと、肖像権のトラブルになることがあります。自分のブースを撮るときも、周りの人が写らないように注意します。

怪しい人物や、明らかに盗品・偽物と思われる商品を見かけたら、自分で注意せずにスタッフに知らせるのが安全です。

よくある質問

Q. 盗まれた場合、主催者は補償してくれますか。A. 多くの主催者は、会場内の盗難や事故について責任を負わないと定めています。スタッフに知らせることで、ほかの被害を防いだり、警察への連絡を手伝ってもらえたりします。

Q. 買った人から「壊れていた」と連絡があったらどうすればいいですか。A. 返品や返金をどうするかは、売り手と買い手の話し合いになります。説明した状態と違っていたなら、誠実に対応しましょう。最初から「ジャンク」「動作未確認」と伝えていれば、トラブルを防ぎやすくなります。

Q. 一人で出店しても大丈夫ですか。A. 出店はできますが、トイレや休憩のときにブースを空けることになります。隣の出店者にひと声かけて見てもらう、貴重品はすべて身につけて離れる、などの工夫をしましょう。

会場ごとにルールは異なります。申込前と開催前に、主催者が公開する最新の募集要項をご確認ください。