出店準備
子どもが出店するフリマ|キッズフリマのルールと親の見守り方
小さくなった服や遊ばなくなったおもちゃを、子ども自身が値段をつけて売る。キッズフリマは、お金の大切さや人と話す力を体験で学べる場として人気があります。大人のフリマとはルールがかなり違うので、申し込む前に特徴を押さえておきましょう。
キッズフリマは「子どもだけで売り買いする」フリマ
キッズフリマ(こどもフリマ)の大きな特徴は、売るのも買うのも子どもだけ、という点です。大人は声をかけず、少し離れた場所から見守ります。保護者の見守りエリアを設けている会場もあります。
主催者は、本物のお金を使った売り買いを通して、お金の価値を知ること、物を大切にする気持ちを持つこと、人と話してやりとりする力をつけることを目的に挙げています。値段交渉を認めている会場もあり、子どもにとっては小さな商売の体験になります。
対象は小学生が中心です。兄弟姉妹の幼児も一緒に出店できる、1店舗3人まで、1家族1区画まで、といった決まりを設けている例があります。
値段の上限と、売れる物・売れない物
キッズフリマには、値段の上限を決めている会場が多くあります。たとえば「1品500円以下(501円以上は禁止)」というルールです。高い物を扱わないことで、子ども同士の売り買いがしやすくなり、お金のトラブルも防げます。
売れる物は、子ども向けの服、文房具、おもちゃ、本、子どもが自分で作った物などです。新品でも中古でも構わないとする会場もありますが、壊れている物は売れません。DVDやゲームは、一度動かして壊れていないか確かめてから持っていくよう求める主催者もあります。
食べ物や生き物、くじ引きのように買うまで中身が分からない売り方、中身の見えない袋入りの商品、詰め放題なども禁止されるのが一般的です。
- 値段は会場の上限(例:500円以下)に収めた
- 壊れている物を入れていない(ゲーム・DVDは動作確認)
- 食べ物・生き物・くじ・中身の見えない袋は入れていない
- 値札やPOPを子どもと一緒に作った
準備は「子どもが自分で決める」のがコツ
何を売るかは、子ども自身に選ばせましょう。家の中で使わなくなった物を一緒に探し、「これは売ってもいい?」と本人に確かめながら決めると、当日の売り場にも愛着がわきます。
値段も、親が決めるのではなく、子どもに考えさせます。「この本はいくらなら買いたい?」と聞きながら、ほかの子が買いやすい値段を一緒に考えます。同じ値段の物を箱にまとめて「この箱は全部100円」と書くと、子どもでも計算しやすくなります。
お釣り用の硬貨は、10円玉と50円玉、100円玉を中心に用意します。小銭入れを分けておき、売上を数える練習を前日にしておくと、当日あわてずに済みます。
親の役割は「見守り」と「安全」
当日は、売り場に口を出したくなっても、ぐっとこらえて見守ります。うまくいかない経験も含めて、子どもにとっての学びです。困っている様子のときだけ、そっと声をかける程度にとどめます。
ただし、安全面は大人の責任です。会場の中で迷子にならないか、暑さで具合が悪くなっていないか、売上金をなくしていないかには気を配ります。大きなお金を持たせすぎないよう、売上はこまめに預かるのも一つの方法です。
終わったあとは、何が売れたか、いくらになったか、どうして売れたと思うかを一緒に振り返ると、次の出店につながります。
よくある質問
Q. 大人のフリマに子どもを連れて出店してもいいですか。A. 多くの会場で、子ども連れの出店は可能です。18歳未満だけでの出店は、保護者の同伴などの条件をつけている主催者があります。会場内では、子どもが他の出店者の商品を触って壊さないよう注意しましょう。
Q. 親が買い物をしてもいいですか。A. キッズフリマでは、買い物も子どもを優先する会場が多いです。大人が買えるかどうかは会場ごとに違うので、案内を確認してください。
Q. 申し込みはどうすればいいですか。A. 先着順の会場が多く、電話のみで受け付ける主催者もあります。人気の会場はすぐに埋まるので、募集開始日を確認しておきましょう。
会場ごとにルールは異なります。申込前と開催前に、主催者が公開する最新の募集要項をご確認ください。